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No.04 夢中
『青く抜けた空(sky) はずむ息 待ち侘びた朝顔の植木鉢』
抜けたように碧く、心の中を映し出したような空。
汗が滴り、Tシャツの色が濃くなっていくくらい暑い真夏の日、
青いプラスチックの大きな植木鉢を持ち帰りました。
思い出すと懐かしくなります。
そう、朝顔の苗です。
大半の小学生が、あの結構重い鉢を何度か持つ手を変えながら、
家まで持ち帰ったのではないでしょうか。
私自身、小学1年生の時に育てました。
綺麗に咲いた朝顔の花びらの色素で、牛乳パックから作ったハガキを染めたのを覚えています。
あの時って、何であんなに夢中になれるんでしょう。
双葉が出てくるとワクワクして、そこからが長いのですが、
毎日水を少しあげすぎかな?くらい注いでしまう。
朝顔の花が咲いた時を毎日、毎日想像するわけです。
ただワクワクするから、楽しいから、それだけでした。
ちょっとした変化が、とにかく嬉しい。
1日単位で考えるとそこまでの変化はないのに
翌朝新芽を見つけた時の喜びと言ったら!
中野駅の、スターバックスの一席で
夕飯代わりにキャラメルマキアートを飲みながら歌詞を書く。
どうやったら聴いてくださる方に
1歩踏み出したその感覚、見える世界を限られた歌詞でお伝えできるだろう。
何日も悩みました。
そうだ!朝顔をテーマにしよう!
あの時の感覚が、この歌の本質とどこか似ている
そう思った瞬間でした。
何が似てるのか?
それはまた次のエッセイでお話させてくださいね。